赤ちゃんのしつけっていつから出来るの?正しい時期と効果的な方法について!
赤ちゃんは、日に日に成長し、出来ることも増えてきます。そこで、“赤ちゃんのしつけっていつから出来るの?”と考えるママ達も多いと思います。言葉が通じないからと叩いたりするのは絶対ダメですよね。
“人の気持ちや物事の良し悪しを感じ考え行動に移す基礎を育んでいけるように、導いてあげること”です。
こう言うと難しそうですがそんなことはなくて、日々の生活で赤ちゃんとママパパがしっかり信頼関係を築いていけるかがカギになります。
ただ頭ごなしに”ダメ”とシャットアウトするのではなく、赤ちゃんの好奇心を汲んであげて、声かけやスキンシップの中で成長をしていけるしつけについて紹介していきます。
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もくじ
0歳児の赤ちゃんにやるべきしつけ
スキンシップを大切に信頼関係を築く
日々の生活の中で、ママもパパも赤ちゃんとしっかりスキンシップをとって、赤ちゃんとの信頼を築いていく事が何より大切です。
泣いていたら「痛かったね」「寂しかったね」「眠たいね」など共感を言葉にして抱きしめてあげたり、離乳食を少し食べれたら、「良くできたね」と褒めてあげたり、
声かけとふれあいで赤ちゃんの心を育んでいきます。
“泣いたり笑ったりしたらママが受け止めてくれる”と赤ちゃんが感じてくれれば信頼は築けてくるでしょう。
危険な事にだけは気迫で「ダメ」と伝える
0歳の赤ちゃんには言葉で危険と伝えるのがまだ難しいです。
ただ危険なことを繰り返してしまってはいけないので根気よく教えていく必要があります。
赤ちゃんの目を見て、低い声で「ダメ」と真剣な顔で伝えます。
気迫で遊びじゃないんだという事が伝わるまで、成長を見守りながら伝えていきます。
(1度の場面でしつこくし過ぎないようにも気をつけます)
そしてそのあとはしっかり抱きしめてあげてスキンシップを取るようにしてあげてください。赤ちゃんにはママの優しさもちゃんと伝わります。
挨拶は仕草と一緒に
“おはよう、おやすみ、いただきます、ご馳走さま”この4つは、言葉が話せないうちから、ママとパパも習慣にして、赤ちゃんの手本になるようにします。
そして言葉だけじゃなく、いただきますで手を合わせる動作をしてあげたり見せてあげたりする事で、動きとして覚えていけるようにします。
遊びの感覚から、言葉より先に動きが身についてくる子も多いです。
まだ喋れない赤ちゃんがご飯を前にして、手を合わせて「ター」とか言った日には可愛くてホロっとしますよね。
0歳からしつけは、出来ることが結構ありますね。
1歳からの赤ちゃんのしつけについて
赤ちゃんは少しずつ知恵がついて来ます。こちらのいうことにも反応したり、いけないことをしたらバツが悪そうな表情をしたりするようになって来ます。
「ダメ」以外の言葉で
赤ちゃんととコミュニケーションをとつていく事はやはり大事で、その声のかけ方も大切です。
ご飯で遊んだり、わざと下に落としたり
危険な場所に登ったり
他の赤ちゃんのおもちゃを奪ったり
つい、「ダメ」っと言ってしまいがちですが、何故ダメなのかを根気よく伝えていく事が大切です。
「落としたら食べられないよ、美味しく食べようね」
「そこから落ちると痛いよ、下で遊ぼうね」
「はいどうぞ、してあげようね」
“と〜しようね”と赤ちゃんの行動を促すように伝えてあげる事で、少しずつ赤ちゃんもモノの良し悪しが育まれていきます。
頭ごなしに“ダメ”とシャットアウトするのは、本当に危険な時だけにしましょう。
そして、出来た時はしっかりと褒めてあげましょう。赤ちゃんもママも嬉しくなる瞬間ですね。
パパ、ママの真似から
赤ちゃんが1歳頃になると出来ることも増え、良くも悪くもパパママの真似をしたがります。
そこでママが赤ちゃんに「ご飯は遊ばず食べようね」と言っている横でパパがテレビを見ながらご飯を食べていたりすると、しつけどころじゃないですよね。
まずはパパママがお手本となって、おはよう、いただきます、ありがとう、など挨拶からしっかりするようにします。
生活リズムを整える
保育園などにいくようになると必然的に生活リズムは整って来ますが、そうでなくても、早寝早起きを習慣付けていく事が大切です。
夜大人がテレビを大きい音でつけていたりすると赤ちゃんの寝るリズムを狂わせてしまうことに繋がります。
夜深く長く寝ることは、赤ちゃんがその日いろんな刺激を受けたことを脳が処理する大切な時間になります。
一貫性を持ったしつけを心がける
これはとても大切なことです。
ママが根気よくしつけをしていても、パパや祖母が良かれと「このくらいいいじゃないか」と反対のことをしてしまうと赤ちゃんも混乱するし、ママのストレスの原因にもなりかねます。
“今はスプーンを使うトレーニングをしてるから、うまく食べられずに汚しても自分でやらせてあげて”
“おやつは次のご飯を食べるまで我慢させる練習中なの”
など、大人が共通認識を持って取り組むことが大切です。赤ちゃんより先に大人のコニュニケーションも大切なんですね。
歯磨きのトレーニング
ご飯を食べたら歯を磨く。虫歯対策もそうですが、歯磨きをする習慣をつけていきます。
初めは歯ブラシを舐め舐め、かみかみしているだけですが、これもママがお手本を見せてあげながら自分でもみがけるように慣れさせていくことが大切です。
口に物を入れるのが嫌がる時期もあるので、0歳後半頃から少しずつ歯磨きに慣れさせていくと、歯ブラシを嫌がる事が少ないです。
素直に受け入れられない時期もある
赤ちゃんは、聞き分けのいい子、悪い子、おとなしい子、やんちゃな子、その一時期の表面的な部分で見られてしまうことがありますが、それは一時的なことです。
大人でも注意されたことが素直に受け入れられないこともあれば、すっと入ってくることもありますよね。
それは赤ちゃんの自我が芽生えてきた証拠、成長しているサインなのです。
一番赤ちゃんと時間をともにしているママパパにはそうした赤ちゃんの成長もきっと汲み取ってあげれると思います。
しつけ、の前提として赤ちゃんとママパパとのコミュニケーションが一番大切なのですね。
まとめ
しつけとは、マナーを叩き込ますことではなく、人の気持ちや物事の良し悪しを感じ考え行動に移す(自立する)基礎を育んでいけるように、導いてあげることだと感じてもらえたかと思います。
赤ちゃんも家庭環境もそれぞれです。子育てに正解不正解もありません。だから難しいんですけど、気負わずあなたに合った赤ちゃんとの信頼感を築いていってもらえれば幸いです。