トイトレはいつから始めれるの?無理のない正しいやり方とコツまとめ!
トイトレ(トイレトレーニング)オムツはずしなどとも言いますが、赤ちゃんの成長とともに1人でトイレで用を足すことが出来るようになるよう導いてあげることです。
「トイトレは大変そう?」
「うちの子がいつまでもおむつが外れなかったらどうしよう?」
そんな心配はいりません。必ずみんな出来るようになります。早い遅いは赤ちゃんの個性だととらえ焦らず取り組むことが大切です。
一般的には幼稚園入園までにトイトレを終える事が一つの目標と言われています。
・一人で歩ける
・「おしっこ」が言える
・おしっこの感覚が2時間以上
ここではママにも赤ちゃんにも優しいトイトレのやり方とコツを紹介していきます。
もくじ
トイトレ(トイレトレーニング)とは
トイトレのゴールは
・パンツを下げて用を足す
・拭いてパンツを履く
・流す
・洗面台へ行って手を洗う
が1人で出来るようになる事です。
2.うんちがトイレで出来る
3.夜間のおむつ外し
まずは日中のおしっこがトイレやおまるで出来るようになる事から始めていきます。
トイトレはいつから始められるのか?
・一人で歩ける
・「おしっこ」が言える
・おしっこの感覚が2時間以上
大切なのは1人で歩けて、簡単な言葉の意思疎通がママと取れるようになること。それがトイトレを始めるサインです。
「トイレに行こうね〜」「おしっこ漏れちゃったね〜」など言葉がある程度理解できるとスムーズに取り組めます。
それが出来るようになってくるのが1歳半から2歳頃が目安ですが、赤ちゃんの成長度合いを見て取り組むことが大切です。
トイトレの具体的なやり方、準備編【重要】
・補助便座orおまるを準備
・おしっこが出たら「出たね」と意識させる
・トイトレの本や人形を使ってトイレに興味をもたせる
パンツは10枚用意
パンツは失敗してもいいよう10枚ほど用意します。吸収力のあるトレーニングパンツがおすすめです。
注意点は、今のぴったりサイズで選ぶと赤ちゃんが大きくなってきたとき履けなくなるので、今のベストサイズ5枚と1サイズ大きめを洗濯中の予備として5枚持っていると長い間使えます。
夜間時等には使い捨てのトレーニングパンツもおすすめです。吸収力はそのまま、オムツより濡れた感覚が10倍感じれるので赤ちゃん自身もおしっこを意識できます。
トレーニングパンツの効果的な使い方についてはこちらでも詳しく解説してます
補助便座orおまるを準備
パンツの次に補助便座も必要です。赤ちゃんが好きなキャラクターのものなどにすると嫌がらずにトイトレがスムーズに進められます。
おまるにも補助便座にもなり、成長に合わせて5パターンの使い方ができるこちらのものもおすすめです。
おしっこが出たら「出たね」と意識させる
普段からオムツ交換の時に、「おしっこ出たねー」「うんちが出たねー」と声をかけておしっこやうんちの存在を意識させておきます。
トイトレの本や人形を使ってトイレに興味をもたせる
準備段階で大切な、子供にトイレに興味を持ってもらうための本があります。
先輩ママに大人気の、ぷくちゃんのすてきなぱんつ
こちらの本はトイトレの方法が書かれた本ではなく、子供がトイレに興味を持てるようになる絵本です。可愛いキャラクターとリズミカルな言葉で大人気です。
トイトレを失敗しても大丈夫。自信を無くさないで前向きになれるとてもいい内容で先輩ママたちにも人気の高い一冊です。
他には、NHKのEテレでやっている「いないいないばぁ」のトイレやおまるのキャラクターが出てくるコーナーを見せてトイトレのイメージトレーニングをしていくことでトイトレを嫌がらずにスムーズに始められるようになります。
また、人形を使って“おしっこはトイレに行ってする”ということを伝えていく方法もあります。
スポイトに水を入れ人形の後に隠し持って、人形がトイレでおしっこをしている様子を子供に見せます。成功体験をイメージさせる事が大切です。
トイトレの具体的なやり方、本編
・生活リズムにトイレを取り入れる
・成功体験を積んでいく
・自分から「おしっこ」と言える
準備が整ったら実際にトイトレを始めていきましょう。
昼のおしっこからはじめる
トイトレを始めるにはまず昼間のおしっこからスタートします。オムツからパンツ(トレーニングパンツ)に履き替えます。
人形でのイメージをもとに、寝起きや食後など、おしっこをしそうなタイミングでトイレに連れて行きます。補助便座に座らせておしっこを促します。
初めはなかなかうまくいかないことがほとんどですが、焦らず怒らずなんども付き合います。トイレが嫌いにならないように無理強いはさせないようにします。
失敗してトイレ以外で漏らしてしまったとしてもそれも経験です。おむつの時には無かった足を伝って濡れる感覚を経験させます。
「ダメだったね〜、濡れたパンツを洗濯機に入れてきてね〜」と声をかけて子供と一緒に床も掃除します。
そうした失敗経験を積みながら、トイレでおしっこがうまく出た時には、力いっぱい褒めてあげましょう。
生活リズムにトイレを取り入れる
・朝ごはんの後にトイレ
・2時間感覚でトイレ
・昼ごはんの後にトイレ
・お昼寝の後にトイレ
・夕ご飯の後にトイレ
・お風呂の前にトイレ
・寝る前にトイレ
このように1日のルーティーンの中にトイレが自然と入ってくるように習慣づけます。ママの根気が必要です。
成功体験を積んでいく
初めは「おしっこー」と子供が言ってトイレに連れて行き、、、出ない。っということを何度も繰り返すと思いますが、ここでめげずに付き合ってあげることでうまくトイレでおしっこを出せた経験を積んでいきます。成功体験が子供自身の自信に繋がっていくので、うまくいった時はしっかり褒めてあげましょう。
自分から「おしっこ」と言える
タイミングを見計らってこちらからトイレに連れて行ったりしなくても、ムズムズしてきたら自分から「おしっこー」と言ってトイレで90%くらいの確率でおしっこを成功させればおしっこのトイトレは完了です。
同様にうんちも進めて行きます。
夜間のオムツはずしについて
こちらは4〜5歳が目安と言われています。日中のトイトレの延長で焦って行う必要はありません。
・夜間おしっこを抑えるホルモンが増える
・おしっこがしたくなると目がさめる
こうした子供の体が発達してこないとどう頑張っても夜間のおしっこは出てしまいます。
夜間のオムツはずしに関しては無理に進めると毎日布団を干したりシーツを洗ったりすることになると大変です。そして何より繰り返し失敗体験をすると本人が傷つきます。
あかちゃんもママも無理のない形で気長に構えましょう。
朝起きた時オムツが塗れなくなってきたら、パンツに変えてみるといいでしょう。
トイトレをスムーズに進める7つのポイント
1.トイトレは夏場に始めるのがおすすめ
赤ちゃんの月例にもよりますが、夏場の方がトイトレを進めやすいです。
・赤ちゃんが薄着でいれる
・汗をかきやすいのでトイレの間隔があく
こうした事からできるだけ無理なくトイトレを進めていくには夏場が適していると言えます。
2.おしっこのサインを見つける
- 急に動きが止まってまた動きだす
- 隅に行きたがる
- ズボンを押さえる
- 急に怒り出す
- 前かがみをする
- そわそわ動きだす
- ぶるっと震える
- 歩き方がぎこちなくなる
- 隠れる
- 顔が赤くなる
こういった様子があればおしっこのサインかもしれません。子供の様子をよく観察することも大切です。
3.脱がしやすいズボン(スカート)にする
硬い生地のジーンズやピタッとしたタイツなどはいざトイレに行く時脱ぐのに手こずるので、ゆったりしたズボンやスカートなどがおススメです。
4.踏ん張れるように踏み台を置く
補助便座に座ると両足が浮いてしまうので、足が届くような踏み台を用意してあげることで、用を足しやすくなる事があります。
トイトレで踏み台が重要な2つの理由とは?失敗しない踏み台の選び方!
5.トイレに絵本を置く
トイレにお気に入りの絵本を置いたり可愛い装飾をしたり、楽しい空間だという演出をしてあげることで、嫌がることなくトイトレを進めて行く事ができます。
注意としておしっこに集中出来ずに気持ちが別の方いきすぎるとトイトレが進まないこともあります。赤ちゃんの個性をみて取り組んで下さい。
6.トイトレがうまくいくとシールを貼る
トイレが成功すると大好きなシールを貼ってあげます。俄然やる気になります。これは特におすすめです。
トイトレシールとは?トイトレがうまくいく効果的な使い方とおすすめシール10選!
7.とにかく褒めて伸ばす
これはとても大事なポイントです。
子供自身がやる気にならないと中々トイトレは進みません。失敗を叱るばかりではやる気もなくなってきますよね。
少しでも良かったことを見つけて大袈裟に褒めてあげましょう。成功体験を積み重ねてあげて下さい。
まとめ
トイトレは子供の成長とともにみんなが通る一大イベントですね。
トイトレが成功すると、本人の自信にもつながります。
ここで紹介したことを参考に、ママもお子さんにも無理のないトイトレを楽しんでもらえると幸いです。