授乳中乳首を噛まれて痛いときに出来る事
赤ちゃんが6ヶ月頃下の歯が生えてきました。乳首を噛まれないか心配でしたが大丈夫。。。
上の歯が生えてくるまでは。。。
8ヶ月を過ぎて上の歯が生えてきた途端に、噛み始めたのです。
夜は添い乳の習慣になっていて、寝ぼけながらも乳首を欲しがります。痛がったら余計に興奮して噛むのです。
痛いのでおっぱいを吸わせたくないけど、母乳はやめるわけにもいかないし。。授乳の時間が恐怖の時間になってしまいました。
『この恐怖の時間をなんとかしたい、乳首を噛まれて痛い思いをしているママたちはきっとたくさんいる』と思います。
ここで乳首を噛まれた時のケアと次噛まれにくくする方法を経験とともに紹介していきます。
もくじ
噛まれた痛みを和らげるには
まずは傷口の消毒
噛み傷は小さく見えても深くまで傷ついていることがあるので初めに消毒します。
次に保湿です
赤ちゃんに影響がない成分の保湿クリーム塗り、傷口の乾燥を防ぎます。
痛みが和らぎます。
乳首の傷を早く回復させるには
傷付いたおっぱいで授乳しない
傷を早く回復させるには、安静が1番です。わかってはいるけど授乳は止めれないし、おっぱいも張ってきますよね。
歯が生えてくる頃は、離乳食も始まっていて、授乳間隔も少しずつ空いてきていると思います。
傷付いていない方のおっぱい中心に授乳し、張り過ぎたおっぱいは搾乳で軽くガス抜きをすることで、乳腺炎のリスクも回避できます。
ハイドロコロイド絆創膏
いわゆる(キズパワーパッドやケアリーブ)の事です。
この絆創膏は傷口を消毒せず、潤った状態で回復させる湿潤療法によってスピーディーに回復させるものです。
皮膚に近い素材で出来ており、剥がれにくいので、授乳の時も安心です。
傷口を保護するクッションにもなるので痛みもかなり和らぎます。
こちらも赤ちゃんが舐めてしまっても大丈夫な素材で出来ています。
ベビーワセリンとラップ
キズパワーパッドは普通の絆創膏に比べて値段が高いですよね。
そう言う時は、傷口にベビーワセリンを塗り、その上からラップをし、乾燥を防ぎます。
傷口を保湿したまま保護するので、キズパワーパッドと同じ効果があります。
ベビーワセリンを使うので、赤ちゃんが口にしても安心です。
また噛み傷の場所によっては、キズパワーパッドを貼ったままでは授乳出来ないことがありますが、こちらの場合、ラップを剥がして授乳し、終わったらまたラップで保護、が容易に出来ます。
私自身も2週間痛みに耐えていましたが、これを試して、4日ほどで痛みが無くなり傷口もほぼ塞がりました。
夜中に噛まれて絆創膏もない、という状況の時、手元にあるもので代用出来たのも良かったです。
次噛まれないようにできる対策は
傷口を保護する
絆創膏で傷口保護することで、また歯が直接傷口にあたるのを防げます。
ニップルガード
乳頭保護器(つけ乳首)とも言い、授乳で、噛まれたり引っ張られたりと乳首のトラブルを防ぐものです。
乳首にかぶせてそのまま授乳できるもので、噛まれた後の対応にもいいですが、噛まれる前の予防にも適しています。
形や硬さなどのメーカーにより様々なので赤ちゃんがうまく飲んでくれるタイプを探すといいです。
噛まれた時(瞬間)に出来る事
赤ちゃんの鼻を(軽く)つまむ
強引そうに思いますが1番素早く無理なく赤ちゃんは口を開いてくれます。
噛んでる状態で無理に引っ張ると傷口が開く可能性があるので、まずは口を開けてもらうことが大切です。
大声をあげず、低い声で言い聞かせる
噛まれたら「痛いっ!」と大声をあげてしまいますが、赤ちゃんは痛がるママを見てますます噛んでくることがあります。
これは赤ちゃんが”ママが大きい声で喜んでいる”もっと遊ぼう!っと勘違いして、ますますエスカレートしてしまうからです。
噛まれたら、しっかり目を見て、「ダメ、噛んじゃダメ」と低い声で伝えると効果的です。赤ちゃんはまだ喋れませんが、しっかりと伝えるとニュアンスは感じ取ってくれるようになってきてます。
まとめ
授乳は毎日何度もあるので悩みは尽きないですが、歯が生えてくるのも、ものが噛めるようになるのも赤ちゃんの成長の証です。
今はただただ辛い時期かもしれませんが、同時に喜びもたくさんもらえていると思います。
ここで紹介した対策で少しでも授乳が幸せな時間だと感じてもらえると嬉しいです。