育児が辛いと本気で思った時にやるべきこと、やってはいけないこと
出産という大仕事を終えて、感動もつかのま、
本当の戦いはここから始まるんですね
体も全回復する間もなく、毎日の慣れない子育てと頻回授乳、目の前のことを必死でこなす事がやっとだと思います。
もくじ
とにかくまともに寝れない
最初の3ヶ月はこれに尽きます
はじめての育児経験でわからない事ばかりで不安のうえ、産後の精神的に体力的にボロボロの中、眠れないのがとにかくキツイ
ママもパパもそうですが、やはりママの負担は本当に大きいものです
必ず終わりは訪れます
生後4ヶ月もすると赤ちゃんも少しまとまって寝てくれるようになります。
夜間の授乳やミルクはありますが、まとまって寝てくれるようになるだけで、かなり救われます。
それだけ命を繋ぐということは大変なのかもしれません。
初めの3ヶ月は有無を言わさぬ戦いではありますが、赤ちゃんが日に日に成長する強い生命力を感じる貴重な時間でもあります。
お昼寝を出来るだけとって、体力を温存して下さい。
3ヶ月まではしんどい時期、3ヶ月からは辛い時期
本当にしんどい時期というのは頑張れるんですが、多くの先輩ママたちが言う辛い時期というのはここから先の話なのかもしれません。
4ヶ月頃からママの産後の体調も少し落ち着いてきて、相変わらずの睡眠不足ではありますが、少し現状を把握できる余裕が出てきます。
そこで見えてくる自分の現状と、夫の意識との差を感じて、不満や不安が積み重なっていくのです。
私自身が自分のために動ける時間がほぼ無い中で、
パパがどれだけイクメンとして家事育児をやってくれていたとしても、一度外に出れば好きに行動ができる環境があるので不公平を感じずには入れません。
もちろん仕事も大変なのはわかっていてもです。
どれだけやったかではなく、どれだけやらなかったか
ここで、よく夫婦間で問題になるのが、パパは何をやったか、
出勤前の時間、帰宅後の時間、夜中、ここでどれだけのことができるか、で考えがちなのです。
1日10時間は仕事で家を離れるパパとママでは、育児に向き合える時間は大きく違います。
パパ「朝のオムツ替え、ゴミ出し、帰ってきてからお風呂、寝かしつけ、爪切り、休みの日は離乳食、結構やっている!」
ママ「たったそれだけでやった気にならないで!」
まぁだいたいこんな感じになりますよね。家事と育児は毎日そんなもんじゃ無いんですから。大変な時間は、パパが出勤してから帰宅までの間なのです。
ただ、仕事で疲れて帰ってきて、その中で出来ることをやってくれていることも頭では分かっているんです。
“パパがどれだけやったか”で話しても、中々ママの気持ちはパパに伝わらないのです。
「辛い」と思う理由は、やった数より、やらなかった数なのです。
ママは24時間ほぼ赤ちゃんとともに過ごしています。
気分転換にカフェに出かけたり、美容院に行ったり、友達と飲みに行ったり、何をするにも、一人の判断では出来ないことばかりです。
パパは、仕事帰りに飲みに行ったり、休みの日に気分転換に出かけることもできます。
この不公平な環境をパパがどれだけ理解できているかが大切なのです。
「これだけ育児や家事をやってるんだから、たまには飲みに行ってもいいだろう」まぁ大いに結構だと思います。
ただ、それを
”仕事帰りにその場で決めて、LINEの1言でできてしまう環境”
と、はたまた
”1ヶ月前からパパや祖母の予定と調整して、美容院を予約して当日赤ちゃんの離乳食の準備をして、終わったらダッシュで帰ってきて授乳”
とでは結局全然違うのです。
前もって出来ることをやらない、そういう事の積み重ねなのです。
たまには休みの日に早く起きて、洗濯と赤ちゃんのオムツ替え、離乳食の準備、、、
出来るのに寝てた。
やらない事の積み重ね
どれだけやったかではなく、どれだけやらなかったかが積み重なっていくのです。
イライラが爆発して、それでも辛い気持ちが相手に伝わらないのです。
話し合うといつも喧嘩になる
伝え方で大きく変わる
“何をやってほしいか”という話も大切ですが、分かり合えないのであれば、”何をしないでほしいか”という話をする事が大切です。
そしてママ自身が何で苦しいのかを理解し、パパと共有できる事で心の支えとなるのです。
ママは自由な行動がしたいわけではありません。自由がないことを、理解してほしいのです。
そしてパパに一言でも、一歩でも行動に移してほしいのです。
パパとママで協力して「本当に辛い」から「子育ては幸せな時間」と感じれるような思いやりと愛情を大切にしてみて下さい。