母乳育児の食事おススメ、痩せない、乳首噛まれて痛い!ママの為の悩み解決策まとめ!
母乳育児を進めているママの苦労や困りごとを紹介します。
母乳に良い食べ物や、乳首を噛まれていたい時できること、痩せない等先輩ママたちが苦労してきたことと解決方法を紹介していきます。
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もくじ
母乳育児の食事で食べていいもの、悪いもの
母乳育児の時期のママの食事について、大切なことは、水分と栄養バランスです。
厚生労働省ではこの時期のママは1日に2300kcalのエネルギーが必要としています。鉄分やタンパク質も母乳には重要です。
お米はエネルギーが豊富なので1日1膳は食べると良いです。
根菜は母乳をサラサラにする効果があります。
ムネ肉、ササミ、白身魚は適度な脂質とタンパク質が摂れます。
では、具体的にどういう料理がいいか紹介していきます。
良い食事例
ムネ肉の親子丼、サバ缶大根、
ポトフ、鍋、肉じゃが、豚汁、
レンジで温野菜、
ほうれん草ごま和え、納豆、
レバーの甘辛煮、あさり蒸し
なるべくバランス良く、食べるようにしましょう。
控えた方がいい食事例
脂っこいもの、餅
母乳をドロドロにしてしまいます。
金目鯛、メカジキ
水銀の含有量が多いと言われています。
コーヒー、コーラ、チョコレート
母乳にカフェインもまわります。こちらは取り過ぎなければ大丈夫ですがノンカフェイン飲料等を利用するのも良いです。
菓子パン、アイスや甘いお菓子
糖分の取り過ぎは母乳に影響します。こちらも適度な摂取は大丈夫ですので欲しければ、ストレス発散や気分転換に少量摂るようにしましょう。
薬
母乳にも成分がいきますので、処方される際は授乳中である事を医師に伝え適切な方法で使用してください。
酒、タバコ
母乳にもニコチンもアルコールがまわります。授乳中はノンアルコール飲料などで乗り切りましょう。
産後生理がこない、一度きたがまた止まった
産後生理の再開には個人差に大きなばらつきがあります。
産後80%のママは8ヶ月頃には生理が再開してきます。早い人は1ヶ月から、遅い人は1年4ヶ月でやっと生理が来るということもあります。
授乳することで、分泌されるホルモンにより、排卵が抑制されるため、ミルク育児のママは2~6ヶ月、母乳育児のママは6~12ヶ月頃が生理再開が多くみられます。
産後のママの体は、赤ちゃんのために色々変化しています。ホルモンのバランスの影響もあり、生理が再開しても周期が安定してくるまでには平均して1年かかるのが普通です。2~3ヶ月こなくなることもよくありますので安心してください。
もし、3ヶ月を過ぎてもこない場合不安であれば、産科に相談してみてください。
母乳育児と生理不順にはママの健康とホルモンバランスが大きく関係します。
ここを改善していくことで生理不順を減らし楽になっていきます。
先輩ママたちがやってきた対策を紹介します。
ストレスを溜めない
育児中はストレスはどうしても溜まるものですが、ストレスはホルモンバランスを乱す大敵です。
短い時間でもリフレッシュする自分の時間を作るようにしてください。お風呂にゆっくり浸かるなど、家族の協力で自分なりのストレス発散方法を見つけてください。
夜間の授乳を控える
排卵を抑えるホルモン「プロラクチン」は夜に多く分泌されます。その時に授乳をするとホルモンが多く分泌されるため、夜中の授乳を、ミルクにする、または搾乳保存を使うなどで、ホルモンの分泌が抑えられ、生理が正常に起こるようになります。
過度なダイエットに気をつける
産後のママの体重の減少はみんな望んでいるかと思いいます。授乳時期には体重減少のチャンスと思い、食事制限などで過度に体重を減らしてしまうと、女性ホルモンが反応し、今は妊娠が危険と考え排卵をストップさせてしまうことがあります。
よって生理が止まってしまうことがあるので、授乳中は栄養も水分も大切ですので過度なダイエットは控えるようにします。
妊娠の可能性も
生理がこない、来ていないのに妊娠することがあります。生理は排卵がされ、受精しなかった時に生理として排出されるため、最初の排卵で妊娠することもあります。
またこの時期は生理不順かと思い、妊娠していることに気づきにくいこともあるので、可能性がある場合一度妊娠検査薬を試してみてもいいかもしれません。
無排卵月経について
生理が1ヶ月に2回くるなど安定しない場合、無排卵月経の可能性もあります。
無排卵月経は、生理はくるけど排卵が行われていない状態です。産後ホルモンの影響により排卵を抑制していることで起こるよくある現象です。
時間をかけて生理不順は安定してくるので気長に付き合っていきましょう。
産後はただでさえ大変なことが多く、特にママは体の変化もあり、体調も心も乱れやすくなります。生理不順にしてもそうですが、必ずしんどい時期には終わりがきますので、家族と協力して乗り切ってください。
授乳中噛んでくる
生後6ヶ月頃から下の歯が生えてき始めます。そして9ヶ月頃に上の歯が生えてきます。上下の歯が生えてくると赤ちゃんはおっぱいを飲むときに乳首を噛み始める事があります。
想像しても怖いですが赤ちゃんは手加減なんて知りません。出血するママもいます。傷が付くと授乳の度に痛い上、中々治らないのも本当に辛いです。
先輩ママが乗り越えた方法を紹介します。
吸わせない
一度噛まれて傷が付くと、治りかけても授乳でかさぶたが剥がれ中々治らないことがあります。そして、我慢できないほどの痛みの時は、もう片方のおっぱいを中心に授乳します。おっぱいが張ってきたら搾乳でガス抜きをしてやり過ごす、というのが治すのに一番の近道です。
歯が生えてくる時期は離乳食も増えて来てますのでこれを期に卒乳へ向けて少しずつ減らしていくのも一つです。とはいえまだ授乳はやめられない、という方は多いと思うので次の方法が良かったです。
絆創膏
1番効果があったのは絆創膏。中でもハイドロコロイド材の絆創膏です。これは傷口を消毒せずに湿潤療法によって治す方法です。(キズパワーパッドやケアリーヴ)などの絆創膏です。
1週間痛みに苦しんだママがこれを使って2日で授乳しても痛みを感じないレベルまで楽になった程の効果です。
乳頭保護器を使う
乳頭保護器は、ニップルガード、つけ乳首ともいわれ、授乳時の乳首を保護できるものです。
乳首にかぶせる事で傷の悪化を防ぎ、授乳することができます。かなり痛みが軽減します。ソフトタイプやハードタイプがあり赤ちゃんに合ったものを選ぶと良いです。次の怪我の予防にもなります。
保湿クリームをぬる
乾燥は肌の状態によくないので、傷の治りにも影響します。赤ちゃんが口にしても大丈夫な天然成分の保湿クリーム等で、しっかり保湿して乳首をケアします。
手軽にワセリンとラップ
夜中の授乳や突然乳首を噛まれた時など、身近にあるもので保護する方法があります。ベビーワセリンを乳首に塗ってラップを被せます。
これでキズパワーパッドと同じような効果が得られます。傷口を保湿し保護できるほか、搾乳などで外したい時にすぐ外せるので便利です。
少しでも痛みが和らいで授乳のストレスが緩和すると良いですね。この時期は大変でも過ぎれば授乳期はあっという間です。ママの努力が一つ一つ大切な思い出として刻まれていきます。
ちびちび飲み
赤ちゃんが1回の授乳であまり飲めなかったり、ちょっとずつしか飲まなかったりすることがあります。
赤ちゃんが泣くとすぐにおっぱいあげているとなりやすいです。赤ちゃんの胃袋は母乳を飲んで大きくなるので、泣くたびにこまめに授乳していると胃が大きくならず、またすぐにおっぱいを欲しがるようになります。おしっこやウンチも頻回になり常に機嫌が悪くなるのも、ママとしても辛いです。
泣いたらまずは抱っこ
泣いたら授乳、これはある意味一番楽なんですが、赤ちゃんは寂しくても泣くし、かまって欲しくても泣くし、オムツがむれたり、暑かったり、眠たかったりといろんな理由で泣いて伝えてくれます。抱っこやオムツ交換、おもちゃで遊ぶ、色々ためして泣き止まなかったら迷わず授乳してあげてください。
生後2ヶ月頃から取り組む
上記のことに加え、スキンシップとしてお腹やお尻、足など優しくさすってあげることで赤ちゃんは落ち着きます。
「最後に授乳」を心がけて、生後2ヶ月頃から取り組むことでちびちび飲みは改善されていきます。授乳も大変ですが、おっぱい以外であやすのは、昼夜を問わずもっと大変です。
まだしゃべれない赤ちゃんは泣くことで意思を伝えて来ます。赤ちゃんが泣くことが悪いことではありません。ママ一人で抱え込まず、家族で支え合って乗り切ってください。
母乳の吐き戻し
赤ちゃんは母乳を飲ませても吐いてしまうことがあります。これは赤ちゃんの胃がまだ未発達で逆流しやすいからです。
せっかく飲んだものを吐いてしまったり、吐き過ぎて授乳が足りているか心配ですよね。先輩ママがやって来た対処法を紹介します。
ゲップをさせる
母乳を飲んだ後赤ちゃんにゲップをさせることでガス抜きができて吐き戻しを防ぐことができます。ただし赤ちゃんの胃が発達するまでは母乳が逆流しやすいので、飲んだ直後に赤ちゃんにゲップをさせようと態勢を変えると、吐き出しにつながる場合があります。
一呼吸置いて落ち着いたらそっと縦抱きにして、無理に背中を叩いたりせず赤ちゃんが自然にゲップをするまで待ちます。しなければ無理にゲップを出そうとせず、そのままでも大丈夫です。
飲み過ぎて吐いているのかも
赤ちゃんは、泣いた時、口を触ったり、パクパクしたりしますが、お腹が空いている時だけでなく、お腹がいっぱいの時も同じような動きをすることがあります。
母乳だと、思っているより出が良くて、赤ちゃんに飲ませ過ぎている場合があります。おっぱい自体は飲ませ過ぎても健康に影響はないですが、何度も吐いてしまうようなら飲ませ過ぎが原因かもしれません。
こういった時は授乳間隔を2〜3時間空けて授乳するようにします。赤ちゃんが母乳をしっかり消化してから次の授乳に入れます。
とは言え、ぐずり出したりしていきなり授乳間隔を空けるのが難しければ徐々にあけていっても大丈夫です。飲み過ぎを防げると、赤ちゃんも吐き出して苦しい思いをすることから解放されます。
旦那の育児参加全て
赤ちゃんは夫婦2人の子供で、2人で協力して子育てをしていかなければなりません。母乳だけはパパにはありませんが、育児家事の分担、そして何より大切なのはお互い思いやる気持ち、“何が大変かをわかってくれている”と思える事が心の支えとなります。
産後クライシス
産後クライシスとは、NHKのテレビで言われ始めた言葉で、産後2年以内に夫婦の愛情が冷め切ってしまう事を指します。深刻な場合離婚の原因にもなり、離婚者全体の1/3が出産後2年以内に離婚しているというデータも出ています。
このことからも、産後2年間というのは赤ちゃんにもパパママにも、とても大変で、とても大切な時間だということがわかります。
産後クライシスには様々な原因がありますが主な原因は
出産でボロボロになった体で休む間も無く子育てが始まり体力的、精神的疲労
ホルモンバランスの変化より感情が不安定になる
旦那の育児参加の有無
この3つに当てはまることがほとんどです。
上記2つは体によるものである種避けられませんが、3つめは話し合い、助け合いで改善の余地はあります。
ママはお腹に赤ちゃんを妊った時から一足早く母性が芽生え出産を迎えますが、パパは出産を機に父親としての自覚が芽生えると言います。
二人で子育てといっても、やはりパパが仕事に行ってママが子育てというケースが世の中の多くだと思います。
どちらもすごく大切なことなのはわかっているけど、子育てという環境の変化に夫婦間で不満が溜まっていくのは避けられません。どう支え合っていけばいいか、二人だけの方法を見つけ出していくことが重要です。
言葉にして伝える
仕事で10時間家を空けているパパは、24時間赤ちゃんと一緒にいるママとでは子育ての要領や、赤ちゃんのサインがママのようにつかめず、段取りも悪くうまくできないことがあると思います。
ママが何をしてほしいかをしっかりと言葉でパパに伝えないとわからないのです。逆も同じで、お互いの思いを知ることから始まります。
周りの家庭との比較ではなく、二人にとっての一番助かること、を共有できれば支え合っていけます。向き合うことはエネルギーを使いますが、これが夫婦の大切な仕事で、また赤ちゃんが笑って暮らせる大切な時間を生み出します。
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どうにもこうにも話し合いなんてできない状況なら、抱え込まず周りに助けを求めましょう。実家に帰り母親相談するもいいし、行政機関に相談することは何も恥ずかしいことではありません。とても親身になって対応してくれますので早く相談しておけばよかったと思いますよ。
母乳育児で痩せない
出産によって、赤ちゃん、羊水、胎盤によって5~6kgは体重が落ちます。その後母乳を与え始めるとママの体は母乳生成に栄養とエネルギーを使い、体重が自然と落ちていき妊娠前の体重あたりへと落ち着いていくことが多いです。
しかし、完母をしているのに体重がなかなか落ちなかった先輩ママたちが体重を落とした方法を紹介します。
産後ダイエットでまずは腰周り
出産によって開いた骨盤はなかなか元の戻らず、ほおっておくと下腹、腰回りに脂肪がつきやすくなります。
骨盤矯正ベルトなど市販のもので引き締めることが手軽に継続できて便利です。
また産後骨盤矯正を専門の整骨院でプロに引き締めてもらうのも効果があります。太りにくい体を作ることにも繋がります。
またこうした専門の整骨院は、乳児を連れて行ってもママの施術中に赤ちゃんを見てもらえますし、産後のリフレッシュにもとても助かりました。
産後6ヶ月以内が痩せやすい時期と言いますが、6ヶ月を過ぎても効果はありますので一度試してみるといいと思います。
母乳時期の体重
完母で育てているのにママの体重が中々落ちない事があります。
産後の体のダメージに加えて、寝不足と頻回授乳で疲労とストレスは溜まっています。こうした中どうしても運動不足になりがちで、筋力の低下が脂肪燃焼の足かせになってしまいます。
しかし、産後1〜3ヶ月は無理に運動をしようとせず体の回復を第一に考えてください。無理なダイエットは母乳の出や質にも良くありません。
産後3〜6ヶ月頃にに赤ちゃんとお散歩にも行けるようになるので、この時期に無理のない程度にウォーキングや赤ちゃんを抱っこヒモで抱え、出かける事で自然と運動不足を解消できます。
食べ過ぎ、食事内容に気をつける
消費以上に食べると痩せないですよね。それはわかっているけど、授乳中はお腹が空きます。慣れない子育てのストレスから運動不足、寝不足と重なって、食べることでのストレス発散に頼ってしまいがちです。
この時期は栄養を摂ることは大切なので無理に我慢する事はありませんが、脂っこいものと甘いものは控えるようにします。
具体的には、
チョコレートは先輩ママも皆んなすごく食べたくなりますが、我慢するのではなく、自分へのご褒美としてとっておきの時に食べるようにするといいです。
3食の食事をしっかりと摂ることで、空腹感を減らし、間食の回数を減らせます。
早食いをせず、よく噛むことでホルモンが分泌され満腹感を得られますが、授乳期は正直なところ、なかなかゆっくり食事を食べることは難しいと思います。できる範囲で心がけます。
食事の食べる順番は、汁物から摂るようにします。メインを食べるまでに空腹感を和らげ、さらに母乳にも水分は重要だからです。
ここまでは普段から心がけて良いルーティーンを作っていければ、体重増加を抑えることができるようになってきます。それでも何か食べたい時は以下がオススメです。
母乳時期ダイエットに最強の食べ物は?
やはり甘いものは欲しくなるので、おやつの代わりに高野豆腐を食べるようにします。高野豆腐は低カロリー高タンパクでダイエット効果が非常に高く、食物繊維も含まれ便秘改善にもよく、さらに水分をよく含んでいるので母乳にも良く、腹持ちが良いです。
簡単に作れて良いことづくしです。
おやつ代わりだけでなく、食事にも積極的に取り入れてみましょう。
その時は、
晩御飯の米や小麦などを減らし、高野豆腐にする
野菜と組み合わせて摂取し、汁物もしっかりと摂る
ようにすると効果抜群です。ぜひ試してみてください。
卒乳後胸が垂れる
はじめに、完母と完ミでの卒乳後の胸のしぼみや、垂れなどは実際そこまで大きく差が出ません。多かれ少なかれ、母乳で張ったおっぱいが卒乳後しぼむことはイメージできると思いますが、適切なケアをすることで垂れやしぼみを最小限に抑えることが出来ます。
胸が垂れないようにする方法
授乳をこまめにすることでおっぱいの張り過ぎを防ぎます。
授乳ブラを使うことで垂れを防止し、胸を垂れを防ぐクーパー靭帯を守ります。
授乳ブラは卒乳後使えないという理由で購入を悩む方は、授乳時期にも使えるナイトブラがオススメです。卒乳後も使え、垂れの防止にも効果がありあす。
赤ちゃんの引っ張りのみを防ぐことでおっぱいに無理な力を加えないようにします。授乳中の姿勢やあかちゃんとの距離に気をつけて、密着出来るようにします。
授乳クッションなどで調整し、赤ちゃんにもママにも負担のない楽な姿勢で授乳するようにします。
猫背にならないよう普段から心がけます。下向きに力がかかるのと、胸の血行が悪くなることを防げ、張りが出やすくなります。
どれも普段から心がけることにより、卒乳後に笑顔になれると良いですね。
双子の完母における注意点は?
双子を完母で育ててきた先輩ママは沢山います。おっぱいが足りているかなど、周りに相談できる相手が少ないのも不安になりますよね。
赤ちゃんとママパパの体調を1番に
大前提として完母にこだわり過ぎて無理がたたりママが体を壊しては意味がありません。混合も視野に入れて母乳育児に取り組んでください。
ミルクだと家族とも育児分担ができるので、いつでも出来ると思うだけでママはかなりストレスを軽減できます。
母乳量は足りているの?
双子を育てていくために必要な母乳量をママの体はしっかりわかっていて、沢山の母乳を作れます。
双子の授乳量が足りているかは心配ですよね?先輩ママたちもこまめに赤ちゃんの体重増加を測り、成長曲線を下回ってないかを確認しています。
目安としては、1日平均20gの体重増加をしていれば大丈夫です。
修正月齢について
双子の赤ちゃんは出産時期が予定日(40週)より早く産まれる事が多くみられます。早産では出生体重も軽くなるため、本来の月齢よりも小さいスタートになります。
スタートが小さいとそこから順調に成長していっても、月齢の平均体重よりも常に下回ることがあります。
このギャップを埋めるために、修正月齢という考え方があります。
修正月齢とは、実際に産まれた日からのカウントでは無く、出産予定日からのカウントで成長を見ていくというものです。
予定日より2ヶ月早く産まれた場合、修正月齢だと2ヶ月後に生後0ヶ月という計算になります。
生後半年なら、修正月齢だとマイナス2ヶ月の、生後4ヶ月という計算になります。
この月齢で見ると成長曲線にも当てはまり、順調に成長していることがわかります。
個人差はありますが、この月齢のギャップは、3歳〜6歳頃には、予定日通り40週で産まれた子供に成長が追いついていきます。
成長が遅いからといって、過度に心配せず、少しずつてもしっかり成長していれば、気長に見守ってあげることが大切です。
また予防接種について、修正月齢ではなく、産まれた月齢での接種と決まっています。
ママはしっかり栄養補給
双子の場合特に母乳は飲ませれば飲ませるだけたくさん生成されるため、ママは物凄くエネルギーを使うので、水分の補給と栄養をしっかり摂るように心がけます。
理想は、野菜中心で高タンパク、カルシウム、鉄分をバランスよく摂れる食事をゆっくりと食べることですが、これは体験してると分かると思いますがかなり難しいことです。
実際は一人で子育てしている時間帯は台所で立ったままかき込む食事中心になってしまいます。
双子の先輩ママたちも、食事をするというより、子育ての合間に、如何にエネルギーを補給するかという気持ちで取り組まれています。
今はそれでも大丈夫、大変ですけど必ずこのしんどい時期には終わりは来ます。
とにかく水分とタンパク質、炭水化物、そして鉄分をしっかりと摂取します。
母乳だけで双子だと1日2リットル飲むのでママの水分補給は必須です。
手っ取り早いのは
納豆ご飯と味噌汁
味噌汁はアサリなど貝を入れ多目につくておけば、あとは食事の時に温めて乾燥わかめを入れて飲めば、栄養と水分をいっぺんに摂取できます。
朝は、バナナやヨーグルトで手早く食事。温かいお茶や牛乳など水分もしっかり摂ります
夜は家族で協力して子供をみて、ゆっくり食事できるといいですね。お惣菜の活用や、パパの休みの日に協力して料理の仕込みをして冷凍しておく等できるとかなり食事の負担が楽になります。
とにかく一人で抱え込むのはできるだけ避けたいものですね。どうしても大変ですが、ママの責任感でなかなか助けを求めるのに躊躇してしまう方も多いと思います。双子の授乳だけで1日終わっていく、なんてことザラですが、家族にまず理解してもらって、役割分担を決めてママは無理しすぎないようにしてください。
まとめ
赤ちゃん中心の毎日のサイクルに体も心も疲労が溜まっていきますね。本当に可愛いんですけど、それだけではすまない時もあります。
母乳育児に奮闘しているあなたに、ここで紹介した先輩ママたちの経験を役立ててもらえると幸いです。