いまどき子育てと仕事の両立は当たり前!?疲れた時にできる7つのことは

共働き家庭が非常に多くなってきている現代で、子育てと仕事の両立はママ達にとって永遠のテーマでもありますよね。

いざ職場復帰したものの、ただでさえ子育てで手一杯だった上に仕事が増えただけ、と感じてふらふらになってしまうママ達も多いです。
ここでは今子育てと仕事に苦しんでいるママが、トンネルからぬけだせる方法を先輩ママ達の経験とともに紹介していきます。

 

これから職場復帰を考えられているママはこちらを参考に
子育てと仕事の両立に不安を感じているママがやるべき8つのこと

理想のお母さん像を捨てる

子育ては愛情たっぷりしっかりやって、仕事もやることはやって、子供を理由に出来ないと言いたくない、いわれたくない。

家事も最低限はこなして、疲労とストレスでイライラばかりしたくない。旦那にも笑顔で接したい。

 

出来ればそうしたいんですが、先輩ママ達もみんなもれなく苦労されています。みんな大変なのですから、あなたも例外ではないのです。

そうです。あなたが取り組んでいることは”もともと両立が簡単に出来る(こなせる)ような代物では無い”くらいの前提で思っておくのが大切です。

 

理想(思い描くあるべきお母さん)を意識して、一人で抱え込む方にエネルギーを使うとどんどん苦しくなっていくので、頑張るベクトルを逆転させてあげる事が大切です。

89歳現役女性精神科医が教える子育てと仕事の心の持ち方についてはこちら

いつまで大変なのか不安

“必ずしんどい時期には終わりが来る”っとみんな言いますが、それっていったいいつ来るの?

3歳が目安と言われいます

 

今の事で精一杯、先のことやトンネルの出口を描く余裕なんてないですよね?

時間に追われる
責任がのしかかる
プライドが崩壊していく
お金の事など考える暇なし
自分らしさってなんだっけ?

 

先が見えないとさらに不安が増大します。

2歳はイヤイヤ期、(1番大変な時期かも)

3歳になれば言葉でのコミュニケーションもだいぶととれるようになってきます。ダメなものはダメと言い伝える事が出来るとトンネルもほぼ出口です。3歳が一つの目安です

 

一人で抱え込まない

仕事に家事に育児にと一人で全てこなせる人はいないです。
では、うまくやっている先輩ママ達はというと”人を巻き込むのが上手い”のです。

一人で必死にこなす方にエネルギーと時間を使わず、人に頼る為に必要なコミニュケーションに力と時間を使うのです。

まずは夫婦である旦那さんとしっかりコミニュケーションを図ります。

 

旦那にほったらかされているのではと不安

旦那は仕事でほとんど家にいないですが、出勤前には、洗濯干し、朝ごはん、オムツ替え、掃除機、帰宅後に、風呂掃除、晩御飯の片付け、くらいは分担しています。

私は時短勤務で、子供の着替え、子供の送り迎え、晩御飯、お風呂、授乳、寝かしつけ、洗濯たたみ、片付け、ゴミ捨て、洗濯の準備、アイロンがけ、ざっくりこんな感じです。

まあ夕方1人でバタバタは本当に大変です。

分担して助かっている部分はあるのですが、淡々とこなしていくだけで精一杯の毎日に、私自身が置き去りになっている気がして不安と寂しさに襲われる感じがします。

しんどいとか寂しい、とかそういう気持ちは、旦那には言わなきゃ絶対に伝わらないです。

 

“察してほしい”そう思いますが絶対伝わらないので抱えているとイライラが募るばかりなので、手間でも伝える努力をします。

とにかく手一杯になると、人とのコミュニケーションをとるための頭の余裕と時間が確保できないので、旦那さんとのコミュニケーションは最優先事項です。

 

実母、園の同じ年頃のママ友や、先生に思い切って話してみる

相談できる人や、助けてもらえる人がたくさん出来ると、実際助けてもらわなくても気持ちに余裕が生まれます。

 

ただし、無理にママ友などを作って気を使う付き合いが始まるとストレスを増やすだけの場合もあるので、気の合う一人を探すといいと思います。

 

園の先生に相談するのも一つです。子供のことだけに限らず、自分自身の今のしんどい気持ちなども勇気を出して伝えてみると、子育てのプロがあなたの気持ちも一番わかってくれ、良いアドバイスや優しい言葉が返ってくるでしょう。

 

実母は身近にいても、離れていても強い味方になることが多いと思います。子供や私が熱になった時は助けてほしいなどあらかじめ伝えておくことも大切です。

 

職場で相談できる人が一人でもいてると働く環境(気持ち)がグッと楽になります。

 

現状を打開する具体的な7つの方法

1.今の1日のタイムスケジュールを書き出す

時系列にざっくりとやっている事柄を書いていきます。

ワークママの例

6:00 ママ起床、洗濯物干し

6:30 朝食と夕食の準備

7:30 離乳食、朝食を済ませる

8:00 保育園に預け、出勤

18:00 退勤、子どもの迎え、帰宅

18:30 夕食の仕上げ

19:00 夕食

20:00 おふろ

21:00 寝かしつけ

21:30 片付けと翌日の洗濯物をセット

22:00 ママ自由時間

23:00 ママ就寝

 

2.必要性と優先順位を再確認

子供、仕事、お金、やりがい、時間、あなたにとっての大切な目的によって行動の選択肢が変わってきます。

どれも大事だと思いますが、その中でも1番、2番、・・・と選択していきます。

 

なんのために働くのか

子供と仕事どっちが大事か?などざっくりした問いではなく、

“収入は少し下がっても、子供との時間を長くとれる働き方”や
“子育てはもちろん大事だけど、今の夫婦の収入の合計は〜円は必要だからそれが可能な働き方”や
“自分らしさや、自分の能力を活かせる仕事は譲れないなら、そういう働き方”

のように、具体的に目的を明確にしていきます。

 

 何を優先すべきか

目的が明確になってきたらそれが実現可能な方法を探します。

例えば

“子育ては大切だけど家庭総収入が〜円必要”
となるとそれが可能な働き方を見直し、その働き方を維持していくために必要な時間の確保や、子育ての分担家事の出来ることできないことを決めていきます。

 

次に子育てについて知っておくべきサービスについて確認します。

 

3.病児保育について

赤ちゃんが保育園で熱を出したりすると、ママの仕事中でも呼び出しがかかります。

赤ちゃんが熱を出しては心配ですが、仕事を早退しなければなりません。

おばあちゃんが迎えに行ってくれる等約束事を決めておくのも一つです。

 

また市の行政機関で園や病院と連携して、熱などの時にも預かってくれる、病児保育というものがあります。

仕事でどうしても家で赤ちゃんの看病ができない等、いざという時に知っておくと凄く助かります。

 

病児保育には施設型と訪問型があり、預けるのに遠くへ行かなければならない場合訪問型はとても助かりますよね。

お住いの市役所等で詳しく調べておくと、いざという時焦らなくていいと思います。

 

4.ワーキングママ向けの地域のサポートについて

保育園の定員に溢れ、子供を預けれないまま職場復帰の時期を迎え働き始める先輩ママたちもいます。ベビーシッターや実母にお願いするなどでしたが、お住いの地域のよって、市の政策は異なりますが、地域の子育てサポートによって、子供を在宅で預かるサービスや預けるサービスがあります。

保育園や幼稚園以外にも子供を預かってもらえる認定こども園というものもあります。

お住いの地域の市役所で紹介してもらえます。

 

5.時間確保には、いかに手を抜けるか家事の時短と分担

買い溜め、作り置き

買い物は週末に家族で大型スーパーや道の駅などで大量に買い込んで、日々の買い物の時間を短縮します。

そしてもう一手間
肉は1食分ずつ小分けして冷凍
野菜はカットして生のまま冷凍

冷凍庫のキャパにもよりますが、大量の野菜を腐らしては勿体無いですし、日々味噌汁一つ作るのにも、野菜2〜3種類を洗って切ってとすごく手間がかかります。
休みの日にカット野菜を大量に仕込んでおくと1ヶ月は包丁を使う回数が激減します。時間短縮にはもってこいなのです。

 

カット野菜のポイント
本来葉物野菜などは冷凍は不向きですが、工夫すると家庭でも鮮度をや食感を保てます。

例えば

キャベツは2cm角にカットし水洗い、しっかり水気を切ってペーパータオルで水分をとります。

クッキングシートに薄く広げてそのまま冷凍します。

薄く広げているので急速冷凍出来ます。

クッキングシートからパラパラっと簡単に剥がせ、あとはジッパーに入れて完成です。1塊で凍らないので、使いたい分だけ掴んで使えます。

 

この要領で、1種類づつ流れ作業で、凍らせている間に次の野菜を切って、とやっていくと効率がいいです。
色々試してみた結果、だいたいなんの野菜でも出来ました。

キャベツ、玉ねぎスライス、かぼちゃ、小松菜、人参、さつまいも、ナス、等

これだけあれば日々の料理はすごく楽になります。
煮物や炒め物にオススメです。
焼きそばなんてフライパン一つ洗うだけで出来てしまいます。

サラダ用には不向きなのでレタスなどはやらないほうがいいです。
ジャガイモも料理によりけりといった感じです。

 

作るのは手間ですが週末家族で分担してやればあっという間ですよ。

 

便利家電

冷蔵庫
上記の冷凍保存をするのに大きめの冷蔵庫があると非常に便利です。
20年以上使うことを考えると冷蔵庫の新調もありだと思います。

掃除ロボット
高価ですがあれば本当に便利です。そしてロボットの掃除の邪魔にならないように床に物を置かなくなるので部屋も片付きます。

乾燥付き洗濯機
全自動なので雨の時でも非常に助かります。

時間を確保するための投資だと思って日々の暮らしの環境を良くしていくことで心にも余裕がうまれてきます。

 

6.働き方の見直しと可能性

優先順位を考えるときに働き方についても触れましたが、ここでは子育てママの職場環境について解説していきます。

女性が仕事をセーブするのは不満

出産、子育てを機に女性がキャリアをセーブする事は現代まだまだ多いです。
妊娠、出産という体の変化は変えられませんが、産後の子育てに関してどうしても女性の負担は大きいのが現状です。

これは社会の仕組み(考え方)がまだまだ変わっていないのが原因ですが、良くなってきているものもあります。

 

子供を職場に連れて行って働ける会社や、託児所のある職場、在宅ワークが出来る働き方やなども少しずつ増えてきてます。

 

今の職場では何が出来るか調べてみるのもいいと思います。そして職場の人の理解を得ることが大切ですね。お互い気を遣ったり不満を抱えたりするとしんどいです。
うまくコミニュケーションが取れれば、強い味方になったり余裕のあるときはお互いが支えあったり出来る関係が築けるでしょう。

 

根本的には男性の育休が普通にとれる社会にならないと平等な女性のキャリアは得られないと思いますが、今の環境下でも出来ることは最大限活用していけるといいですね。

 

フルタイム

メリット
対等な立場で仕事ができる
給料や手当が充実している
責任のある仕事を任されやりがいがある

デメリット
勤務時間が長い
移動、残業がある
責任が伴うとオンオフが難しい

時短勤務

メリット
フルタイムと同じ待遇で働ける
残業が少なくフルより時間に余裕がある

デメリット
フルと同じ仕事量を時短でこなさなければならない場合がある
時短で帰るとき、同僚に気を遣う
給料がフルより下がる

パートタイム

メリット
時間に1番融通が利く
残業がない
責任が少なく気持ちに余裕がある

デメリット
給料が低い
手当等待遇が良くない
収入の安定感は少ない
子育てが落ち着いて、正社員に戻れる保証がない

 

それぞれの働き方について、メリットデメリットがあります。ここでは1〜5まで考えた上で、どの働き方が自分に合っているか再確認してみます。新たな可能性、選択肢が開けるかもしれません。

 

7.パパと時間を作って、家事育児の分担や今後の働き方についてしっかり話し合う

普段から夫婦でコミニュケーションをしっかり取ることは大切ですが、お互いいっぱいいっぱいの時に話すとつい感情的になり本来伝えたい、わかってほしいことが伝わらなくなることは多いですよね。

ここで1〜6までをイメージして、今私たちに何が必要か、どう支え合っていかなければならないかが具体的にまとまったかと思います。

これについて話を進めるのです。

支え合ってしんどい現状を乗り越えていければ、家族みんな笑顔で生活が送れるようになってきます。

 

まとめ

ワーキングママは一人で何もかもこなそうと思えば思うほどうまく回らなくなります。頑張るベクトルを見直し、まずは夫婦で、そして実母や園の先生、職場の同僚、と多くの人を巻き込んで、協力者を増やすほうにエネルギーと時間を使えるとなんとかやっていけると思います。

もちろん余裕が出て来たら今度は支えてあげることもできると思います。
先輩ママたちはこうして乗り越えていきました。

この記事があたなと助けになれば幸いです。