月齢ごとの赤ちゃんの危険な行動と対策!これを知っていればひとまず安心!

赤ちゃんは日に日に出来ることが増えていきますよね。しかしその結果危険も増えてきます。

赤ちゃん年齢別の注意点
・0〜1歳…窒息に注意
・6ヶ月〜1歳…誤飲、溺水に注意
・1〜2歳…転倒、落下に注意
・3歳以上…交通事故に注意

“まさかそんなことをすると思わなかった”

“ちょっと目を離したすきに”

“気がついた時には遅くて”

病院にやってきたママが言った言葉です。赤ちゃんはママの想像をこえる行動をとるものです。

事故が起きたときの保護者の場所について

東京消防庁の調べによると0〜5歳の子供が保護者の近くで事故に遭っている割合が76.7%と全体の3/4を占めていることがわかります。

事故の主な原因

更に、事故の主な原因は76.7%が大人の不注意だったと答えています。

ここでは赤ちゃんの危険な行動を月齢ごとに紹介し、気をつけるポイントを解説していきます。

赤ちゃんの危険な行動、部屋ごとの対策についてはこちらで紹介してます

0〜3ヶ月の赤ちゃんの注意点

窒息に気をつける

赤ちゃんがうつ伏せになっていたり、掛け布団やタオルが顔までかかってしまっていたりすると窒息の危険があります。

こまめに様子を伺うようにします。

この時期は、赤ちゃん自身の力で何かをすることはまだできないので、周りからの危険を受けないように気をつけます。

小さくても生命力は強いです。ママも心配し過ぎず、赤ちゃんとの時間を大切に楽しんでください。

4~6ヶ月の赤ちゃんの注意点

早ければ寝返りをし始めます。赤ちゃんの行動範囲が広がります。

窒息に気をつける

赤ちゃんが寝返りが出来るようになると窒息の危険も増えます。ベットはうつ伏せになっても顔が埋もれないように硬めのマットにします。

ベットからの転落注意

寝返りが出来るようになると思わぬ場所まで移動していることがあります。ベビーベットの柵は上げ忘れないように気をつけます。

お風呂で溺れに注意

1ヶ月を過ぎた頃からお風呂に一緒に入れるようになりますが、ママ一人でこなさなければならない事も少なくありません。

赤ちゃんは10cmの水位でも溺れることがあります。ママがシャンプーをしてる間に洗面器の水で溺れてしまう事もあるのです。

赤ちゃんとお風呂場にいる間はベビー用バスマットやバスチェアなどを活用して赤ちゃんの安全を確保して、目を離さないようにします。

ママ一人で赤ちゃんをお風呂に入れる方法はこちらに紹介してます

ソファーからの転落注意

買い物から戻ってきた時、

電話が鳴った時、

鍋がふきこぼれそうになった時、

気を付けていても一瞬目を離すことはよくおこります。そんな時にふとソファーに転がせたり、座らせたりすると、転落することがあります。

高さは大したことなくても、赤ちゃんは頭が重たいので落ちる時は頭から落ちます。

目を話すときは床のマットに寝かせるなど、赤ちゃんの安全を確保出来るようにします。

グラスや熱い飲み物などは机に置かない

赤ちゃんは手の力が強いので机にかかっていたタオルやテーブルクロス等を思わず引っ張ることごあります。

その時に熱い飲み物が赤ちゃんにかかると火傷や怪我の危険があります。

寝返りで机の脚にぶつかる拍子にお湯が溢れる

なども起こりうるので、飲みかけのものを放置しないように気をつけます。

7〜11ヶ月の赤ちゃんの注意点

ハイハイやつかまり立ちが出来るようになってきます。両手が使え、今までより高い位置にも手が届くようになってきます。

机やテレビ台などの角に注意

赤ちゃんが頭をぶつけないように角にはクッション性のあるカバーを取り付けます。100円ショップで手に入ります。

ガスコンロにロックを

つかまり立ちをするとガスコンロのスイッチに手が届きます。赤ちゃんは好奇心旺盛なので、触ってきます。魚グリルも開けれるようになるので使用の際は目を離さないように気をつけます。

テーブルクロスは使わない

テーブルの上は大丈夫と思っていても、テーブルクロスを引っ張ってしまうと危険です。

熱い物やグラスなどが落ちると危険なので、テーブルクロスは使わないようにします。

薬箱など低い棚には置かない

キッチンやリビングの扉付きの棚も、赤ちゃんは知らないうちに開けられるようになっています。誤飲になるような小物や薬などがあると危険なので高い位置の棚に入れるようにします。

また棚にチャイルドロックを取り付けると便利です。100円ショップで揃います。

リモコンの電池に注意

赤ちゃんはリモコンが大好きです。舐め回したり噛んだりしてしまいます。そのうちリモコンの電池のフタを開けることを覚えたら中の電池を取り出してしまいます。

私の子供(1歳1ヶ月)も先日、目を離してると電池を全て取り出していました。1つ見つからずに大騒ぎになりましたがスピーカーの裏から出てきました。

私自身、“こんなことが起こるなんて”と改めて気を引き締めましたが、誤飲すると大変なので、リモコンは常に手の届かない定位置に置くように気をつけましょう。

コンセント回りに注意

赤ちゃんはコンセントにも興味津々です。

スマホの充電器は赤ちゃんが届かない場所へ。引っ張ったり噛んだりして破損、誤飲、感電の危険があるので気をつけます。

テレビ回りの配線は束ねて裏に隠すなどして、赤ちゃんからできるだけ見えないようにします。見えると興味を持ち近づいていきます。

使ってないコンセントには赤ちゃんがカギなど差し込むと危険なのでコンセントカバーでフタをするようにします。こちらも100円ショップで手に入ります。

階段には近付けない

ベビーゲートで1番役に立つのが階段です。ハイハイでどこにでもいける赤ちゃんが階段に興味を示すことは想像できるかと思います。赤ちゃんはよじ登っておちる事もあるので、階段の上だけでなく下にもゲートをして安全を確保しましょう。

1歳〜2歳の赤ちゃんの注意点

赤ちゃんの緊急搬送される件数が一番多いのがこの時期です。

伝い歩きから徐々に歩くようになってきます。手も足も力が強くなり行動範囲も知恵も成長してきます。

机や椅子、ソファーから転落に注意

立ち上がって転んで頭をぶつけたり、よじ登って落ちたりと転倒転落の事故が多くなってきます
よじ登れる導線を作らないことと、万が一落ちても安全なようにクッションマットを敷く等の対策が大切です。

ベランダに近づけない

赤ちゃんの転落で一番怖いのがベランダですよね。ママが洗濯物を干してる間に気がつくとベランダに出てきて、、、などとなることもありえます。扉はしっかりと締めて、また鍵も閉めるときは2重ロックにするなど、安全な環境を作るようにします。

誤飲、窒息に注意

この時期になると食べれないものを口にしてもある程度吐き出すようになってきますが、危険な、画鋲や針、などを口にすると怪我の原因になります。また歯ブラシをもって転けたりするのも危険です。棒状のものには注意が必要です。

おもちゃなど飲み込めないものでも口に入ると詰まって窒息に繋がることがあります。静かにし遊んでいる時が怖いとも先輩ママたちは言います。

万が一喉にものを詰まらせたときは赤ちゃんを下向けて背中を叩いて吐かせます。窒息は時間との戦いです。そして病院へ連れて行きます。
普段から人形などで練習しておくとよいでしょう。

3歳以降の赤ちゃんの注意点

運動能力も高くなってきて、家の外での活動も増えてきます。

交通事故に注意

公園で遊具からの転落や、保育園の送り迎えなどベビーカーを嫌がって突然道路に向かって走り出したり、、なんてことが起こりえます。予期しない行動をとるので注意が必要です。

この時期になると危険、ダメ、なぜ危険かなどを根気よく伝えていくことが大切です。

まとめ

赤ちゃんの成長を感じることはとても嬉しいことです。

これからの赤ちゃんの行動を少しでもイメージできれば、いざという時に慌てず対処できると思います。ここで紹介したことを参考に赤ちゃんと安全で大切な時間を楽しんでもらえると幸いです。

赤ちゃんの危険な行動、部屋ごとの対策についてはこちらで紹介してます